級ェ本製作所の新酪農を考える会
 
岡本会に参加して
はじめまして、西村といいます。
私、このたび級ェ本製作所のホームページリニューアルのお手伝いをさせていただくことになりました。
私は、長年週刊誌の記者のアシスタントをつとめ、現在はコーチングをとりいれたIT教室を東京で開催しております。

酪農のことをまったく知らない素人です。

「岡本会」の皆様のご協力を得ながら、有限会社岡本製作所の新酪農システムを多くの酪農家の方々に知っていただくために努力してまいりますので、よろしくお願いします。
 
 
あれこれ考えるな。
パソコンの前で考えたものなんてただの自己満足にすぎない。
とにかく現場を見て、酪農家たちの声を聞こう。

私が「岡本会」に参加させていただいたきっかけです。
2泊3日のこの「岡本会」で多くの現場を見学させていただきました。
またそこで働く方々の生の声を聞かせていただくこともできました。
 
酪農家の数だけ、飼い方がある、
「こうすればうまくいく」はどこにもない。
 
小華和牧場・倶里夢ファーム・池田牧場・雪印種苗北海道研究農場細沢牧場エコファームと6つの牧場を見学させていただいた感想です。
餌の作り方、やり方。牛の管理(個体管理か牛群管理か)、乳の搾り方、草、畑、繁殖、育成、飼育・・・・・・使っている機械、道具などなど、同じところはどこもありませんでした。
現場をみればみるほど、何がいいのかがわからなくなっていきます。
そして知れば知るほど「酪農」の奥深さを感じました。
 牛を飼って、ミルクを搾る。
たったこれだけのことなのに、その過程で使われている技術は、まさに時代の最先端の技術ばかりなのです。
 品種改良
 搾乳システム
 各作業機体系
 医学的技術
 施設製作技術
 飼養管理技術
などなど、どれをとってもその水準は非常に高いものです。
それらの技術があたりまえのように、牛舎のなかで使われているのです。それが「酪農」の現実でした。
 
 
全国に30000万人いるといわれている酪農家さんたちは、何を目指しているんでしょうか?
生活の手段、社会貢献、自己の夢、ロマンの追求・・・さまざまあると思います。
でも、「酪農」を職業として考えるなら、
「牛を健康に、個体乳量を上げ、絶対数を飼う」
ことが基本ではないかと思いました。

最新の機械は効率・能率を追求するため、
品種改良、飼養管理技術は病気をさせず生産性を高めるため
トータル的な投資効果、生産性、労働力のバランスを考慮した結果が、メガファームであったり、放牧酪農であったり、個人酪農だったりだと思われます。
さまざまな思いが交錯する中でのベストスタイルの構築はたいへん難しいと思われます。
最終的には本人の自己満足だけで「すべて良し」となってしまいかねません。

酪農を研究している技術者は、緻密な作業と投資を要求します。
酪農家は
省力性や生産性を求めています。

技術的には 「大変さ」を要求し、実際には「省力性(おおざっぱ)」を求める。この矛盾した構造こそが、
「酪農」の難しさ、楽しさなのだと思いました。

何を最優先するかで、各スタイルが構築され、このようにさまざまな酪農スタイルが生まれたのでしょう。
 
 
有限会社岡本製作所は「酪農家さんたちの声に応えるかたちで、自然発生的にあるいは必要に迫られて生まれた会社」なのだと聞きました。
「栃木の那須は、多くの先進的な酪農家と畜産草地研究所があり、それらの人たちの慈悲にもにたご支援ご指導を受けながらの開発、営業活動を行ってきた」と岡本社長はおっしゃっています。
その20年にわたる酪農家とのお付き合いの中で、級ェ本製作所がうちだした酪農のスタイルとは何か。
 
 
252の
 2は労力が2人、
 5は1日の作業労働時間が5時間、
 2は年収2千万。

そのための具体的な方法、設備の種類はなんでもいい。

   良質な粗飼料の確保
   生産ステージに合った的確なメニュウ設計
   食べられるタイミングでの給餌
   毎日の徐糞
   ベッドメイク
   通気のいい牛舎構造

これらがあれば
平均乳量1万キロ前後、平均産次3産は不可能でしょうか?
120頭搾乳を2時間でできる搾乳システムはありませんか?
全自動で生糞尿の水分調整を行い、切り返しも全自動。
発酵堆肥を自動でベッドに戻す装置があれば
2人5時間100〜120万K搾乳が可能になります。

もちろん牛群観察、その他諸雑務、粗飼料生産などは
別枠で時間が必要です。
252酪農は「労働の質」こそが、もっとも重要と考えています。

一般に、つなぎ体系では分離作業が可能ですが、
多頭化に適したフリーストール、フリーバーン体系では
同時作業が必要です。
搾乳、給飼、堆肥処理などを同時に行うことが求められます。

単に省力を狙った給飼ではなく、
手間のかかる給飼法を全自動で行い、
糞尿は好気性発酵させ再利用する。

この考え方が級ェ本製作所の提案する「252酪農」のはじめです。

252酪農は、自己の夢や希望、ロマンを実行するベースであり、
次の世代に引き継ぐに
ありあまる希望と可能性を与えるものと思います。
 
 
日本で使われている酪農機械はほとんどが外国製。
酪農のスタイルもまた外国の方式を目指している。
でも、気候風土、規模、労働賃金、政策、社会情勢などなど、酪農をとりまく環境が大きく違っている中、なぜ日本独自の酪農システムが構築できないのか。
生き残りをかけて、あらゆる業界で「知恵と工夫」が求められる21世紀。
ここ酪農の世界も例外ではない。
そろそろこのあたりで「日本発」の酪農システムがほしい。
 
有限会社岡本製作所を支えている、「岡本会」の酪農家さんを見ていると、それぞれ志が高く、研究熱心であり、実践家でありました。
それらの力がひとつになれば、世界に誇れるシステムが構築できるのも遠い「夢」ではなさそうです。
2004.12.5記
トピックス情報に戻る
 HOME 新酪農システム 給飼システム 堆肥システム 3D動画
 ライブカメラ 納入実績 写真集 会社概要 リンク  お問合せ


岡本製作所   E-mail 
 〒329-2704 栃木県那須塩原市新南992-60
 TEL0287-36-4663 FAX0287-36-3843

All Rights Reserved by okamoto252
Since 2002-2005