特長
・薬液槽のリン酸溶液や希硫酸溶液(20%程度)を循環ポンプで吸い上げ、スプレー塔に噴霧して、排気中のアンモニアと中和反応させる。アンモニウム塩の溶液として回収。
・排気が薬液と熱交換して60℃になるため、薬液の化学反応速度が4~9倍にアップ(アレニウスの式、あるいはQ10の法則)。排気の滞留時間が短縮されて、装置の小型化に成功。
構造図
図提供:農研機構より
アンモニアの回収性能図
出典(阿部ら(2009)においかおり環境学会誌,40(4),221-228)
吸引通気式方式
吸引通気装置、アンモニア回収装置、堆肥クレーンなどを組み込んだ吸引通気方式の流れ
図提供:農研機構より